にちじょう。

「うつ病、自律神経失調症候群音・光過敏」持ちの私めが、日々の中で感じた病気と付き合っていくための技術についてぼやいております(°▽°)あくまで自分個人の経験則に基づくことである点にはお気をつけ下さい┏○ペコッ

僕だけがいない街 感想(後半)

とりあえず仲間意識は感情が伴うものに限定して話を進めるね。

兄弟愛と仲間意識についてから考えてみた、この二つ似ている面もあるが出自は全然ちゃうんや。

兄弟愛は俺が思うに二つの出自がある、生物の根本の同一性(色々あるよね、代表はDNAだろう)ゆえに人間全般(生物全般)に生まれるものと、この世の全てのものと自分は関わりあっており(直接的でないものも含めば理論的に考えられることは理解できる)その為自分という存在は自分の脳がつくりだしている己という意識ではなく、その関係性の中に埋め込まれたものであるという考えから自分と他人が同一であると思うことによって生まれるもの。どちらかというとどちらも主知的結論だ。

それに対して仲間意識は埋め込まれた一種の運命とかに関係する内発的なもので、うーん難しいけどとにかく自分の人生における特別な環境が生み出すもの。理論、理性外の主位的なものに近い。

この二つははっきり分けることが出来ない、両輪であり陰陽てきなもの、お互いがあって初めて存在する、いや正確にはするべき。

仲間意識は特殊なもので制限が必ず伴っている、だが兄弟愛と関わることでそれは大きな広がりを持ち、普遍性を持つ。兄弟愛は理論のみから出てくるので実質が伴わず空虚になりがち、だが仲間意識がベースにあればそこに本質をみることができる。

ここで初めて正義という言葉を使える、両者があって初めて正義というカッチョ良い言葉が使える訳だ、クズ人間の俺なんかが使ってよい言葉ではない。正直これを持っている人に会ってみたい。

だがちょっと理論をこねくり回すと行動レベルでこれは問題が出る。ノンゼロサムゲームでウィンウィンの時しか行動できない、そんな場面ある?

純粋正義と実践正義に分けるしか今の俺には考えを進める技が無い、実践正義の方が今は重要だからちゃんと考えたいな。

でも正義とか考える前に現状変えろって感じでもある、まさに毒矢を早く抜けって感じか。ちょっと保留しとこう、仲間意識が無い俺はその前にしなくちゃならないこと多い。

正義は危険っていう考えは分かる。これは二つのパターンがある、正しいの中に本来含まれるべき考えの欠如によるものか実践正義を力のある者に利用されている時。

後者は分かりやすい、これに対しては何とも言えない。前者は寛容というワードに関わる、『正しいこと(真理)なんかない、もしくは知性では知り得ない』これは人間の知が導いたことの中で一番と言っていいほど重要なことだろう、これを知るまでは知性の役割だ。それをふまえ自分の正しさ以外の価値観を認める寛容が正義には内包されている。ここ面白いね、正しさを放棄した人が正義を持っているとは逆説的。

ちょっと横道行き過ぎたな、ごめん。機会が来たら実践正義について考えるから。正直今の世の中正しさについて考えると肩身が狭いんだけど、俺は大事なことだと思っている。余裕と正しさの関係を考えると時代的なものだ抗う気はないけどね。

まぁとにかく僕だけがいない街は他にも色々面白い面があるぞ!

これだけ言って終わると

あいつ逃げたな

と世間中に知れ渡ってしまうので終わりにいくつか簡単に述べておきます。

それは…そう追加コンテンツ(冗談)で

僕だけがいない街 感想(前半)

普段あまり漫画を読まないけど、たまに全巻まとめて読むことがある。僕だけがいない街を今回は読んだんだけど、色々面白かったよ。

まず漫画の方が本より読むのがめちゃくちゃ遅いことが分かった、まぁそれは別件。

一巻の引きが凄く強くて、読み始めたら止まらなくなる。ずーと読んでた、最後まで。タイムトラベルがほんの少し戻るだけっていうのが最初は凄く面白かった、ちょっとした絵の違いなんかで未来の変化を表してるのは、読んでいる自分もその時間軸に入り込んでいるみたいで新鮮だった。

そこにきて一巻の最後で小学生時代へのリバイバル。そこからやり直す必要があるってことに物語の大きさを感じさせる。このあたりで熱くなってくる。

読んでいて気になったのは言葉、あるキャラの言葉が他の人物の行動に影響を与えたり、ある言葉が大きな伏線になっていたりと言葉が重要な鍵になっている。その為に一部の言葉は格言的に用いられている。このあたりが凄く面白かった、違う価値観も持っているキャラ達が一つの言葉に異なる行動を示す。特に面白かったのは事件の犯人の言葉が主人公の行動に大きな影響を与えていること、そしてその言葉が最後の局面での大事な種明かしの根拠になっていること、これがあるから犯人のことが理解(共感は難しいけど)し易くなっている。

関連することだけどキャラの魅力も凄くある、個性的でそれぞれが違う過去や価値観をもっていることを上手く描いている。特に主人公と雛月という同級生の女の子の関係性には心揺さぶられるところがあった。

一個面白いことを学んだ、正義についてだ。俺は正義という言葉に一時期強く固執していた、それは俺の過去と関わっていることだろう。だが正義を普遍性と結びつけていて結局そんなものはないという一般的な答えを出しただけで終わってしまっていた。

作中では何回かあるヒーローの話が出てくる、そのヒーローの表す正義と主人公の行動がセットで語られている。ヒーローの表す正義は普遍的でもなんでもない、家族仲間の為に戦う、彼は正義など語らないが彼に僕らは正義をみる。

この正義は古典的だろう、だが自分にとってこれを思い出せたことは大きかった。何より作中通して仲間の為に行動する主人公はかっこ良かった。仲間と正しさを結びつけて考えるのは危険でもある、排外性が必ず伴うから。ただだからといって否定していたのは誤りだった。要はバランスだ。どちらかというとベースは仲間を元にした方、言葉としての仲間や正義の方が危険だしね。

感情が伴う、その人の為にと心から思える仲間。その為には利害なんか顧みない、そんな仲間がいる人は少ないだろう。俺は人間への兄弟愛をフロムの本を読んで得たいと思ったのだけど全くといって良いほど出来ていない、ほんと口だけだなおい。だが感情の伴う仲間意識はそこまで広げる事ができるのか?仲間意識は限定されて初めて生まれるのか?兄弟愛と仲間意識とは違うのか? これらを考えるために………そう、後半に続きます。

気付くことと気にすること

昨日は全然上手くいかなかったな~、睡眠も能力も体調も最悪だった。

でも最悪の時って特殊な思考回路が働いて、自分の持つ問題を解決できるアイディアが浮かぶことが多いからそんなに嫌ではないけどね。マイナスの要素は思考の成熟の種だと経験的に思う、これを数のマイナスプラス概念から立証してみたいね。いつかやろう。

それで昨日分かったのは、アドラー心理学に触れて自分をクズ人間だと自覚して感情の教育を考えていたことへのひとつの答え。

俺はうつってこともあるしもともとの個性として、ちょっと過敏症なところがあるんだけど、それで気にしなくてよいことを気にしてしまいがち。これが他人への憎しみの元になってしまうことがあって、寛容力や理屈ではなく感情で他者貢献したいと思うことの障害になっていた。これに対してずっと気付かないことを目指して考えてきたんだけど、それが違かったみたいだね。

気付いてしまうことは仕方ない、それより気付いたことをどう扱うかを考えた方が良い、そうふと思った。こうやって見ると当たり前やね。当然人によって気付く対象は違うからそういう意味では皆気にするかどうかが問題となってる。

それでじゃあどうするか、まず感情的に気付いたことの内優先順位的に気にして良いのかを考える…って思ったけどそれはそれで疲れるね、思考を挟まず気にすることが良い場合も多いし。

ちょっと難しいなー、気付くと気にするの関係性も単純では無さそうだし。

いかんいかん、今はあまり感情を教育することを考えるべきではない。うつを治すために今は感情の押さえつけを避けて感情を読み取れるようになる必要がある。感情教育は少し先延ばしだね、今はクズな自分を容認しよう。

結論出せなくてゴメン、いつかタイミングが来たら考えます。

弱虫ペダルが教えてくれたこと

ここ数日、調子が良くないので読書を中心とした生活から動画を中心にした生活に変わった。こんな言い方だとよく聞こえるけど、アニメばっか見てるってことっすわ。でも言い訳させて!こんなことあんま無いんだよ、弱虫ペダルにはまってしまっているからだから!

ホントに面白いよ、弱虫ペダル。アニメにおいて俺は、いつもキャラにハマれるかが楽しめるかの大前提(あくまで必要条件)となっているみたいなんだけど、弱虫ペダルはキャラクター魅力ある。特に御堂筋に相当ハマった、ストーリーとか過去回想なんかはベタなんだけどここまでキャラに感情込めてると全く問題にならない。御堂筋の過去エピソードを見て、感情凍結状態の俺が久しぶりに泣いてしまった。他にも何回も鳥肌が立ったし、結構解凍されてきてるのかもね。

とまぁこんな面白い弱虫ペダルですが、一個重要なことを教えてもらいました。それは勝ち方、強くなる方法の多様性。

弱虫ペダルでは皆それぞれ強くなり方が違う。勝利への異常な程の執着を持ち狡猾になり必要ないものを切り落としていく方法、チームとして繋がる力で個々人の力の限界を超えていく方法、誰かと一緒に走ることで楽しみその力を自然に活かす方法などなど。これら多様な方法で強くなった人達が一つのことで競い合った時、皆同じくらい強い!

御堂筋君の強くなり方を皆が否定していないのが気づきのキッカケだった。今まで俺は自分の武器をどう使うかを考えて勝負するよりも、より強い武器の取得を目指すことを考えてきた。それはより強い武器で使い方を考えた方が勝敗レベルではより強くなれると考えていたからだ。

だがそうではないのかもしれない。どんな武器でも極めた時に到達できるレベルは同じ、そう思うと自分の得意、既に持っている武器を強くしていったり、使い方を考えていった方が方法論としては面白い。

もちろん現実においては、勝敗自体が明確に決まるケースは少ない。だが他人と勝負するにしろ、自分と勝負するにしろ、夢と勝負するならばこれは大切な教訓だ、うん。

 

運命、どうしようもない壁

最近の睡眠の過多状態への対策を毎日立てては実行しているが、まったくといって良いほど上手くいかない。

そんな僕への留めと言うように、昨日は最悪だった。

話はそのさらに前日に遡る。対策の一つとしてその日に立てたのは、床についても眠れないという僕の睡眠の一つの障害を強行突破するために、かなり早い時間から床に就き眠りに入ろうとするというもの。時間は無駄になるが僕の中の仮説として0時を超す前に寝るか否かが起きる時間にかなり影響を与えるというものがあり、効果は期待できると思っていた。今までは夜の時間は貴重だった為に実行出来なかったが、今のマイナス周期においての優先順位は睡眠の是正の方が高いのであまり抵抗なく行えたんだ。

その結果はお分かりの通り………。

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一回1時台に起きれたは起きれたものの、最終的には起床時間は普段と同じだった。今回で痛感したのは、何よりこの事態の運命的な、自分では変えることの出来ないという事。一回早すぎる時間に起きた上で数時間後もう一度寝てしまった結果であるだけに、今起床している時間から逃れることの出来ない実感が凄く湧いた。

この場合どうしたら良いのか?自然に対する人間の考えは従属、共存、制圧に大別されると思うが……。この場合どうなのだろう?

このケースでは睡眠が必要であるという可能性が比較的高い故、従属状態でもそこまで問題ない。だけどこれから先こんなケースは腐るほどあるだろう。それに備えたい、ビビりな俺はそうしないと動けない。

第4の道、そう以前にブログに書いた面従腹背に活路を見出したい。自分の力で越えられない壁にぶつかった場合、諦めないと諦めるの線引きが重要になる。そんな場合面従腹背はある意味その間にあり、猶予を作ることができる。壁を乗り越えられないと分かったらまず壁があるなかでのベターな環境をつくる、そして壁を制圧するという気持ちは内側に秘める。いつかその壁を乗り越えられる好機までその状態で待つのだ。

E3 2017 感想

終わったね~E3

あんまりこれといってメチャクチャ凄い情報があった訳ではないけど、かゆい所に手が届く感じで中々これで良いものだった。

一番の朗報はメトロイドシリーズの情報が出たことかな。

相当嬉しい報告なんだけど、実はメトロイドシリーズやった事無い…。でもずっと気になっていて、有野課長のプレイなんかは見てた。これが困ったもんで人が実況プレイしているのを見てしまっていると、ネタバレ満載でそのゲーム出来なくなる、それを見て面白そうと思うんだけどな~。

メトロイドは2つ発表があった、メトロイドプライム4とメトロイド サムスリターンズ。プライム4の方は特に情報無かったけど凄く気になる、なんか海外の人たちこれに絶叫したらしいね、そういう種類の人気のあるゲームはとても好きだ。うん。プライム

シリーズ事態あんまり知らなかったからちょっと動画とか見てきたけど、世界観をそのままに2Dから3DにしてFPSの要素を入れた感じなんだね。個人的には2Dの方が好きだけどこっちも面白そう。

もう一つ発表された方のメトロイド サムスリターンズは13年ぶりとなる2Dメトロイド作品らしい。正直ここ謎なんだよね、なんで開発しなかったんだろう。基本的にはメトロイドⅡのリメイクだけどアクションは刷新、新要素を盛りだくさんとのこと。

ホントにアクションは良い感じだよね、敵の攻撃に合わせたカウンター要素があり、エイムも360度自由に出来るみたいだし。

終わりがあるゲームは本気を出す俺にとってもありがたい、依存型だからはまるとずっとやってしまうからな、困った人だ。

他にはまぁ普通だけどマリオオデッセイは楽しみ、結構発売日近いね!10月27日か。マリオ系はいつもそうだけど、触って面白いからあんまり事前情報得たくない所があってあまり詳しくは調べていないけど、キャプチャーていう敵とか物に乗り移って操作できるっていうのは凄く良い、あのマリオの敵キャラを動かせるだけでワクワクする。

あとは色々あったけど任天堂で気になったのはこれ位。PSでも面白そうなのはいくつもあったけど、そこはあんまり調べると欲しくなっちゃうから止めた。

うつが下りの周期にやれること

うつが上向きから下向きの周期に変わり、調子が大変悪い。気分障害こそ落ち着いているが気力活力といった類がほとんど存在しない。

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こんな周期はもはや慣れたもの!いつこの周期が終わるのかは確かに不安だけれど、ここまで何回も周期がくれば冷静にもなれるというもの。最悪期は自然にまかせるしかないとしてもはやこの期は過ぎた訳だし、ちょっとこの周期でも出来ることを考えてみよう。

ただ気をつけなくてはいけないのは、うつが奪うのはヤル気ではなく気力もしくは生気であること。つまりやりたくないことをやる元気が無くなるのではなく、ほんとに何にもやる元気がなくなる、好きなこともやりたくなくなる。

これを考慮にいれると重要な点は

1.気力の出てくる夜の時間帯を大事にする

夜に気力が多少回復することは分っている、その時間を何より大事にしよう。夜にやることを回せるようになると、少しずつ活動できる時間は拡大していく。

2.気力が出ているのに、惰性で何もやらないという事態は避ける

具体的には正午から夕食までの間に、自分の気力が活動できるレベルなのかを試せるキッカケをつくっておくと良い。おやつタイムを導入してみるか

3.優先順位は周期からの回復のための運動及び睡眠が第一、能力も低下するのだから学びはレベルを下げる

運動さえできれば気力が多少戻るのは分っている。動きだしにエネルギーが必要なのだから、とりあえず外に出ることのみを目標にする。

4.横になっている時は生産性の低い悩みや考えで支配されやすい。それを避けるため集中力を分散させる。具体的にはラジオなどの音声情報を流す(意識して聞く必要はない)

横になっている時でも生産的な考えはよぎるだろうが、この状態の時は既存情報の錯綜状態が多い。意図的になにかに支配されると良いだろう

5.以上の仕掛けは気力のある前日の夜に極力しておくこと

 

まぁでも正直経験上、そんなに簡単に上手くいかせることは難しい。上手くいきそうな一つか二つに絞って頑張るのが、一番良いだろうな。