かき氷を作る為に本気を出す
ホント暑くなってきたね、暑いのは嫌いじゃないけどやっぱだるいわ。
暑いときといえばかき氷、昔はよく作ってたけど今の俺には作ることが出来ない。
そう、かき氷機は家では存在を許されていない。引越しのタイミングとか物を捨てるタイミングで必ずと言っていいほど捨てられている。何故だっ!
悲しいけどこれが現実らしい、現実は受け入れねばならぬ時もあるという事を俺はかき氷から学んでいる最中だ。
だが俺は絶対に諦めない男でもある、はい人格切替。諦めないモードに入ってしまった俺はこええぞ、かき氷よ俺を本気にさせたことを後悔させてくれるわっ。
ちょっとかき氷に八つ当たりしたところで、どうしようか…。
調べたらかき氷機メチャクチャ進化してるじゃねえか、そのお蔭か旧式は相当安くなっている。1000円台で買えるものもある。これなら次の大一掃祭までと考えても損は無いよね。
もしくは3000円位のふわふわ系のかき氷も作れるスタイリッシュなかき氷機を買ってしまって、見た目と値段の圧力で永久に家に置いてもらうように仕向けるか…。
あとは財布と相談やね、正直金がビックリする位ないから3000円のかき氷機なんか買えるか!こうなったら奥の手、今年は氷をそのまま食べてシロップを飲む戦法でいくか?
本気を出してもかき氷は作れないと悟るひるまでした。