にちじょう。

「うつ病、自律神経失調症候群音・光過敏」持ちの私めが、日々の中で感じた病気と付き合っていくための技術についてぼやいております(°▽°)あくまで自分個人の経験則に基づくことである点にはお気をつけ下さい┏○ペコッ

野原しんのすけという男、彼は何者なのか? しんちゃん歴の長い俺のしんちゃん像

クレヨンしんちゃん野原しんのすけ、彼は本当に面白い男だ。

クレヨンしんちゃんを年をくっても好きでい続ける俺が、最もしんちゃんの中で好きなのは彼の「お助け心」。

一番それが如実に出るのは嵐を呼ぶジャングルだと思う。名作とあまり聞かない劇場版しんちゃん作品だが、個人的には1、2位くらいに好きな作品。

アクション仮面パラダイスキングという敵と戦っていて、アクション仮面がピンチの時、野原しんのすけという男は周りの大人たちの躊躇の中、5歳児でありながら1人飛び出す、その時のセリフがとても印象に残っている

『お助けしなきゃ!』

このお助け心は最後に敵であるパラダイスキングにも注がれる。パラダイスキングが操縦する飛行機(かなりこじんまりしている、飛行機というほどのものではない)のダイナマイトが爆発しそうになり、そこから飛び降りる時、気絶しているパラダイスキングを何の考えもなく、当たり前のように一緒に飛び込ませようとする。

 

この「お助け心」も含め、野原しんのすけという男は特殊な人物として認識されがちだが、俺は違うと思っている。

あれは俺達が元々持ちながら、失ってしまった、もしくは抑制しているものの具現化なのではないか?

 

大人帝国の逆襲にて、ノスタルジーが大きなテーマとなっているが、そもそも野原しんのすけという男自体が、現代失われているものの象徴なんだと思う。

俺がクレヨンしんちゃんが好きなのは、そんな憧れが理由なのかもしれない。

クレヨンしんちゃんとノスタルジーというのは、他にも地域共同体や言語の暴走していない家族共同体などにも見ることが出来る。もしかしたらそういう意図があったのかな?