天才の俺が気付いたら中卒、病気持ちだった件

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映画 「オデッセイ」 感想

ずーーっと見たかった映画がある。俺は映画を結構まとめて借りるから、新作・準新作はあまり見る機会が無い。だからこの映画が旧作になるまでかなり待っていたのだ。

そうオデッセイである。一時期話題になりその時から設定の面白さに惹かれ見たいと思っていた。それをついに借りることができたのだ、嬉しさを胸にすぐに見ることにした。

感想的には期待は外れる結果となったかな、可もなく不可もなくだった。正直これは俺の映画を見る目の未成熟ゆえのところが大きいと思う。脚本・ストーリーやキャラ、自分がその映画でなにを感じたかを重視し、構成をはじめ監督の描きたかったことや映像のつくりかたなど映画を映像作品として見る目線が決定的に足りないからだ。こればかりは仕方ねえが分かるようになったら別の映画の楽しみ方が出来て良いなーとは思う。あまり方法論も分からないから今は今なりに映画を楽しむことを重視するようにはしてる。

火星に取り残された宇宙飛行士が地球に帰還することを目指して、色々な人間の行為が交錯する映画なんだけど、そういう意味でキャラクターは魅力があり特徴的なために印象に残る。そんなキャラクター達がお互いの持つ知恵や技術を出し合い救助のために尽力する姿には確かに心打たれるところがある。

だがそれにしてはキャラクターが多すぎる気がする、1人のキャラクターを描ける時間が相対的に少なくなり感情輸入がしにくくなっている。勿論平成的な技術への熱の低さもあるだろうけどね、そういう意味でもう少し昔ならもっと楽しめただろう。

やっぱり一番肝心なのは火星でどう生き残るのかという点だろう。これは序盤は凄く面白かった、どうなっちゃうの?というハラハラ感とその中で生き残るために必要なことを火星という面白い環境下で行うことが相まって、希望と絶望の間のカオス的な…ある意味時代的には昭和の時のような生き様を見ることが出来た。ただここがあまりに現実的すぎる、これがsfの難しい所だろう、現実的でありながらフィクションの世界を描かなくてはならないのだがオデッセイはフィクション要素が期待していたより薄かった。むしろsf好きにとってはそこが良いのかもしれない、現実とフィクションの階層で言えば、この作品は現実が基板にあり上辺がフィクション的だ。ここでいう現実っていうのは科学的というのではなく、リアリストを指す時の現実というのに近い。

 

面白いはおもしろいんだけどなぁ、それを上手く表現できないのが悔しい。ごめんよオデッセイ……