弱虫ペダルが教えてくれたこと
ここ数日、調子が良くないので読書を中心とした生活から動画を中心にした生活に変わった。こんな言い方だとよく聞こえるけど、アニメばっか見てるってことっすわ。でも言い訳させて!こんなことあんま無いんだよ、弱虫ペダルにはまってしまっているからだから!
ホントに面白いよ、弱虫ペダル。アニメにおいて俺は、いつもキャラにハマれるかが楽しめるかの大前提(あくまで必要条件)となっているみたいなんだけど、弱虫ペダルはキャラクター魅力ある。特に御堂筋に相当ハマった、ストーリーとか過去回想なんかはベタなんだけどここまでキャラに感情込めてると全く問題にならない。御堂筋の過去エピソードを見て、感情凍結状態の俺が久しぶりに泣いてしまった。他にも何回も鳥肌が立ったし、結構解凍されてきてるのかもね。
とまぁこんな面白い弱虫ペダルですが、一個重要なことを教えてもらいました。それは勝ち方、強くなる方法の多様性。
弱虫ペダルでは皆それぞれ強くなり方が違う。勝利への異常な程の執着を持ち狡猾になり必要ないものを切り落としていく方法、チームとして繋がる力で個々人の力の限界を超えていく方法、誰かと一緒に走ることで楽しみその力を自然に活かす方法などなど。これら多様な方法で強くなった人達が一つのことで競い合った時、皆同じくらい強い!
御堂筋君の強くなり方を皆が否定していないのが気づきのキッカケだった。今まで俺は自分の武器をどう使うかを考えて勝負するよりも、より強い武器の取得を目指すことを考えてきた。それはより強い武器で使い方を考えた方が勝敗レベルではより強くなれると考えていたからだ。
だがそうではないのかもしれない。どんな武器でも極めた時に到達できるレベルは同じ、そう思うと自分の得意、既に持っている武器を強くしていったり、使い方を考えていった方が方法論としては面白い。
もちろん現実においては、勝敗自体が明確に決まるケースは少ない。だが他人と勝負するにしろ、自分と勝負するにしろ、夢と勝負するならばこれは大切な教訓だ、うん。